今回は「自社株買い」について説明します!
今回のトピック
 自社株買いとは
「自社株買い」は、株式会社が「市場にある自社の株式を買い取ること」です!
この事象について順に説明しましょう!
まず、株式会社の設立時は下図のとおり!
株式会社は、投資家たちに「株式」を売ることで事業資金を集めます↓

さてこれを踏まえて「自社株買い」の説明です!
「自社株買い」は、上図で投資家たちに売った株式を、株式会社が買い戻すことを意味します↓

分かりますでしょうか?
つまり「自社株買い」とは、株式会社が「集めた事業資金を投資家に返す」という行為なのです!
そしてこの「自社株買い」は、投資家にとってgoodニュースとなります!
その理由については下記で詳しく説明!
 自社株買いのメリット
「自社株買い」のメリットを紹介します!
簡単に言うと「自社株買い」はEPSを上昇させます!
よって、1株あたりの価値が増加するため、株主にとってメリットとなるわけです!
以下で詳しく説明しましょう!
まずEPSの定義について!
前回、EPSの算式として下記を紹介しました!
EPS= 会社の純利益 ÷ 発行済株式数
しかしこれ、厳密には違います!
正しくは下記のとおり
EPS= (会社の純利益 ー 普通株主に帰属しない利益) ÷ (発行済株式数 ー 自己株式)
「自社株買い」をすると、この分母にある「自己株式」が増加します!
よってEPSが増加するわけです!
また、分子の「普通株主に帰属しない利益」はあまり関係ないので無視してください!
早速、例です!
A株式会社は、1年間で200万円稼いだ。
またA株式会社は、投資家に対して計10,000株を発行している。
よってA株式会社のEPSは200円である。
このとき、A株式会社が5,000株の自社株買いを行った場合、EPSは何円になる?
またA株式会社は、投資家に対して計10,000株を発行している。
よってA株式会社のEPSは200円である。
このとき、A株式会社が5,000株の自社株買いを行った場合、EPSは何円になる?
イメージとしては下図のとおりです↓

 自社株の消却
最後にもう一つキーワードを紹介します!
「自社株買い」と関連するもので「消却」というのがあります!
簡単に言うとこれは、株式会社が「自社株買いした株式を、完全に無くす」ことを指します!
詳しく説明します!
まず「自社株買い」した株式は、再び売れるということ!
図でいうとこんな感じ↓

つまり「自社株買い」しても、今後また元に戻されてしまう可能性があるわけです!
そこで「消却」です!
「自社株買い」した株式を「消却」すると、「発行済株式数」そのものが減少!
消却した株式の存在ごと消えてなくなるので、もう二度と市場に出回ることはありません!
これにより、投資家たちへの「自社株買い」の恩恵が100%確定するわけです!
 まとめ
今回は難しい話を長々としました。
おそらく、アホはここまで読まずにページを閉じていることでしょう。
つまり、この文章を読んでいる君は、賢者だ!
そんな君に伝えたい。
株投資において「自社株買い」は超goodニュース!
特に、自己資本費比率が高く、比較的お金が余ってる会社は「自社株買い」をしがち!
また、過去に積極的に「自社株買い」をしてるかどうか確認するのも良し!
「自社株買い」しそうな会社を探しましょう!
以上!
